なぜ起業資金で失敗するのか? ~あまりにも多い起業の融資の失敗例~
私は、会計事務所および経営コンサル会社の中で長年、資金調達支援の担当としてやっていました。
何年も事業をやっておられる方以外にも、「脱サラして半年後に起業するんです」というような方が連日、
起業のご相談に来られるのですが、そう言う方々にある共通項があることに気が付きました。
それは、起業の融資は「こっきん」(旧国民生活金融公庫=現日本政策金融公庫)あるいは、「信用保証協会」
に行って「起業資金を貸してください」と言えば簡単に借りれるものだと思い込んでいる人が非常に多いことです。
起業するのに現在まったくお金がないから貸してほしい」なんてアプローチでも、親を保証人に付ければ
簡単に借りれる、と思い込んでおられるのです。「こっきん」や「信用保証協会」をボランティア団体と間違えているんのでは?という方が後を
絶たなかったのです。
確かに、銀行へいきなり行って「長年口座があるんだから貸してくれ」なんて言うよりは「こっきん」や
「信用保証協会」の方がずっと借りやすいのは間違いない。でも「足らないから貸してほしい」なんてことで
借りれるわけがない。なんせこれらは「公的機関」というだけあってほとんど税金でできているような
もんですから。明確に「返してもらえそうな説得力ある説明」がなかったら起業資金の借入れは難しいのです。
また、「こっきん」や「信用保証協会」のホームページには「事業計画書のサンプル」が載っているので、
それをそのままなぞって書いて落ちてる人も多いことに気が付きました。言う必要のない、余計なことを面接で言ってしまって落ちてしまう人も。
また一番多いのが懇意にしている社長に聞いて、そのとおりしてしまって落ちてしまう例も
枚挙にいとまがありませんでした。
こういう状況にかんがみ、起業資金についてちょっとしたことを知らないために大きな損をしている人、を
何とかしてあげないと、という思いでこのサイトを作った次第です。
社 名
せんしん経営コンサルティング(開業支援・起業支援の相談センター)
代 表(室長)
桑山 吉嗣 (くわやま よしつぐ)
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所在地
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